旦那と二人で東京を離れて札幌へ来て、気づいたらもう3年になります。
札幌へ移住しようというのは、自分達の意思ではあったけれど
実際には慣れない生活に戸惑うことばかりでした。
家族や友人と、一緒にお茶でもしながらお喋りして心を休め
また頑張っていくためのエネルギーにしたり
慣れ親しんだ場所でゆっくり過ごして、心を落ち着けて気持ちを切り替えたり。
今までは、新しい環境に飛び込んだ時はそうやって少しずつ慣れていったのですが
東京→北海道という変化では、そういったことが一切できず...。
これは私にとって、生まれて初めての経験でした。
飛行機に乗らないと懐かしい顔に会えない、というのは正直辛かったです。
お友達とネットや郵便でやりとりすることだけが、心の支えでした。
私は電話嫌いというか、顔が見えない電話で話すくらいなら実際に会いたい奴なので
どうしても文字だけのやりとりになってしまうんですよね。
新しい経験でワクワクすることも多かったけど、
環境にも人にも、慣れるまでものすごく時間がかかってしまう小心者なので
「こんなはずじゃなかったのに」と、何らかの結果を早く出そうと焦ってしまったり
「自分達で決めたことなのに」と、自分を責めたりする気持ちが大きかったです。
ネットで東京近郊のお友達同士が盛り上がってるのを見るのも、正直辛かったです(笑)
みんなが学校で楽しく過ごしてるのに、インフルエンザで登校できない時の気分というか。
「今までいた場所の時間の流れ」から、その頃はまだ近いところにいたので
自分の意思で移住したとはいえ、隔絶されたような気持ちが大きかったんですよね。
心おきなく話せる東京のお友達が、北海道へ遊びに来ることになり
こちらはそういう機会に死ぬほど飢えているので、
ものすごく楽しみにして、準備を念入りにととのえてその日を心待ちにしていたら
気持ちに大きな温度差があって、決して良いとは言えない感情をお互いに持ってしまい
皮肉なことに、それがきっかけで疎遠になってしまった人もいたりしました。
3年経った今は、当時の時間の流れから完全に切り離された感じで
そのおかげで、ずいぶんラクになった気がします。
慣れ親しんだ場所も、3年も経てばいろいろ変わっているし
仲良くしてくれた人との関係も、当時とはちょっと違う形にシフトしていて。
この感覚はきっと、これから加速度的に強くなっていくのでしょうね。
そして、職場で一緒に働く仲間たちや、すっかり顔なじみになったお客様たちと
毎日いろんな言葉を交わしながら、仕事に従事できるようになって
「自分の居場所はここなんだ」と、ようやく気持ちが落ち着いた感じです。
落ち着くまで3年もかかるなんて、思ってもいませんでした。
自分の苦しみっぷり・もがきっぷりが、いま思い返すと懐かしい気がします。
これからは、いま持っている気持ちや環境や持ち物や人間関係を
じっくり考えて吟味し、本当に大切にしたいものを抽出していきたいなと思ってます。
一日一日を大切に、丁寧に生きていきたいものです♪
私はスキルも無いし体調を崩しやすいし、ホントに何もできなくてもどかしいけど
何らかの形でまわりの人にエネルギーを還元したいなあ、と考えているんですよね。
今、その方向を模索しているところだったりします。
いつも支えてくれている皆様、本当にありがとうございます。
