スーパーなどで、1本80円くらいで売られている「ビタミンカステーラ」というお菓子は
大正10年からずっと、北海道で愛されている味なんだそうです。
いわゆる卵と砂糖と小麦粉の、いたってシンプルなカステラなんですけど
牛乳と一緒に食べると、優しい味で癒されます。
旦那は子供の頃、体調が悪かったり入院したりしていた時に
必ずこれを食べさせてもらっていたそうで、とても思い入れのあるお菓子なんだとか。
辛かったときに自分を助けてくれた食べ物というのは、何よりも元気をチャージしてくれますよね。
栄養素を考えて食べるというのは、もちろん重要なことだけど
それよりも「食べ物に込められた愛情」を、何よりも大切にした方がいいのかもしれないな、と
最近思うようになりました。
私たち夫婦は札幌に住むようになって、東京在住時とは比べ物にならないほど
外食に出かけて、その時間や過程を楽しむようになりました。
大きなチェーン店よりも、個人経営の小さなお店をメインに出かけています。
個人経営のお店が出してくれるお料理は、作ってくれた人の気持ちが込められている感じで
食べたあとは身体がポカポカとあたたまるし、気持ちがとても癒されるのです。
なので普段の食事は質素にして、週末はなるべく外でごはんを食べる機会を作っています。
(もちろん私自身も料理は普通に作りますが、自分で作った料理は味が予想できてつまらない...)
基本的にこのブログでは「食べたもの」「出かけたところ」ばかりを紹介しているので
しょっちゅう贅沢三昧しているなあ、と感じられる方もいらっしゃるのではないかと思うのです。
私自身も時々、そう思うことがありますから。
でも札幌という都会に夫婦ふたりで住んでいて、親も友達も遠く離れているというのは
自分達で望んだこととはいえ、かなり寂しく感じることも多いんですよね。
なので、こうやって「自分達を癒して力づけてしまう場所・食べ物」を求めてしまうのは
ある意味では必然なのかもしれないなあ、と思うのでした。
普段から、美味しいお店や素敵な場所を自分の足で探しておいて
たまに遠くからお友達や親類がやって来たときには、そこへ連れていってあげたいな...と
そんなことを考えつつ、夫婦そろって素敵なお店探しを続けています。
あれ、ビタミンカステーラの話からずいぶん離れちゃったな(笑)